3.24 川原小学校 閉校式~地域のみなさま ありがとうございました~
いよいよお別れのときがきました。
24日(日)、川原小学校の閉校式を行いました。昨日の暴風雨は収まり、晴れ晴れとした日になりました。地域のお客様にたくさんご来校いただき、さいごのときを恭に過ごしました。
校旗が入場しました。川原小学校が地域の方々に愛されていることを象徴する桜の徽章です。静まり返った会場が、荘厳な雰囲気に包まれました。
高岡市長様式辞の後、閉校に寄せてたくさんの方からお言葉をいただきました。
本校は明治34年創立以来、11,000名以上もの多くの人材を輩出し、その方々は、地元産業界や学問・芸術・工芸の分野など、各界で優れた業績を挙げられ、また、社会人として活躍されています。
川原小学校で育まれてきた教育は、常に進取の気風に満ち、子供たちに「生きる力」と誇りと夢を育むものであり、特に、昭和40年代から始まり約30年間にわたって続いた理科教育研究や、音楽教育研究は県内外の模範となる優れたものでした。
『川原の財産は人なり』
閉校を迎えるにあたり、閉校記念事業実行委員会が設立されるなど、地域の方々にはこれまで以上に学校や子供たちに心を寄せていただきました。子供たち、そして教職員は、閉校という大きな節目に出合い、地域と学校のよさを学びました。
閉校を記念する様々な行事に取り組む中で、川原小学校に学ぶものの誇りを地域の方や卒業生の方々と共有できたことをたいへんうれしく思います。そのおかげで、子供たちは、人を想い、人のために何ができるか考え、行動に表すことができるようになりました。私たち教職員の自慢の子供たちです。これらは、本校の卒業生、並びに地域の皆様方の限りない母校愛と温かいご支援の賜であると、深く感謝申し上げます。
子供たちには、川原の地に生まれ育ったことを誇りとし、支えてくださっている多くの人に感謝しながら、ともにふるさとづくりを担っていってほしいと強く願います。
これから高岡西部小学校、高岡西部中学校へ進む子供たち、力強く前へ進んでください。
いつも、いつまでも応援しています。